静岡県下田市で1月12日、大規模な災害を想定した救護所の設置運営訓練が行われ、地元の中学生が参加しました。
救護所の設置運営訓練は、下田市や賀茂医師会、消防などが行い、下田中学校の2年生約150人が参加しました。中学生は、重症度を見極めるトリアージについて、地元の医師から教わりました。また、避難所に仕切りを作り、グラウンドに穴を掘って仮設トイレを設置するなどしました。
<下田中学校2年生>
「一人では何もできない状態なので、これからいろいろ学んだ方がいいと思いました」
<下田市市民保健課 斎藤伸彦課長>
「実際の災害が起こった時は、年齢にかかわらず助けが必要。中学生にも大変期待しています」
生徒たちは本番さながらの訓練に真剣に参加し、いざというときに動けるように心構えをしていました。