平将明衆議院議員が登場!ポスト岸田は誰?web3ってどうなるの?選挙ドットコムちゃんねるまとめ

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2022年1月12日に公開された動画ではゲストに自民党衆議院議員の平将明氏をお招きし、ポスト岸田やweb3の展望について語っていただきました。

政策立案の場で起きているDX(デジタルトランスフォーメーション)とは?

【このトピックのポイント】
・ポスト岸田の条件として平氏「様々なポストを経験し相応のキャリアを積んできた人がなるべき」菅氏の動きにも注目か
・web3やブロックチェーンについては日本が世界のトップランナーになる可能性も。規制が安全性の評価につながる
・平氏は政策立案に外部リソースやデジタルツールをフル活用。平氏「クオリティーの高い議論がされている」

平将明氏のプロフィールは以下の通りです。

自民党のデジタル社会推進本部でweb3プロジェクトチームの座長を務めるなど、デジタル分野に精通していることで知られています。

今回は以下の質問からいくつかピックアップして平氏に回答していただきました。

ポスト岸田は誰?

さっそく核心を突くような質問に平氏は「与党の議員はこういうの危ないんだよ」と苦笑気味。

メディアなどでは茂木敏充氏、河野太郎氏、林芳正氏、高市早苗氏、萩生田光一氏の名前がたびたび有力候補としてあげられています。

平氏はポスト岸田の条件として「様々なポストを経験し相応のキャリアを積んできた人がなるべき」とし、5名の有力候補については「皆さん有資格者だと思います」とコメントしました。

メディアでたびたび最有力候補といわれるのは幹事長を務める茂木氏と人気の高い河野氏です。その2名について平氏は「あとは党内で人気があるかどうかですよね」と含みを持たせました。

平氏は早稲田実業高校の先輩にあたる萩生田氏にも言及し「胆力がすごい」「有力候補だと思う」と評価しました。

これまでの総裁選で平氏は3回石破茂氏を推薦し、前回は河野氏を推薦しています。

石破氏を推薦した理由について平氏は「安倍元総理とも親しかったが与党の中に選択肢がないといけない」とコメント。

前回河野氏の応援にまわった理由については「デジタルや科学技術、イノベーションに関わるなかでデジタルの感覚を持っている人がすごく大事だと思った」と説明しました。

5名以外のポスト岸田候補について菅義偉氏の名前をあげる報道もあります。

平氏は「菅さんとその周辺の動きは注目に値する」とコメント。「岸田政権が意識して改革という言葉を使わないようにしているのに対し、菅さんは改革の人。改革の機運が高まれば菅さんが選択肢として上がってくるのではないか」と続けました。

最後にMC鈴木が次期首相候補に名を連ねるのに必要なものについて質問すると、平氏が「仲間がどれだけいるか」「この人が決断したら何人国会議員がついてくるのかということ」と回答しました。

平氏「『当選6回過ぎたら切れ味よりも何人ついてくるかが問われる』と岸田さんから聞いたことがあります」

何でweb3とかやってるの?

web3とはブロックチェーン技術によって実現した特定の管理者を持たないインターネットのあり方のことです。「分散型インターネット」とも呼ばれています。

現在、暗号資産への投資は下火になりつつあるものの「ブロックチェーン技術そのものは中長期的に必ずありとあらゆるところに実装されていく」と平氏はコメント。

日本の暗号資産の市場は規制が多く、遅れを指摘される部分もあります。しかし、アメリカでの事件などをきっかけに安全性の高さが評価されつつあり、平氏が「一周まわって日本が先頭に立つ可能性がある」とコメントしました。

ここで話題は平氏が取りまとめたweb3に関する提言の内容に変わっていきます。

MC鈴木は「あの内容は官僚側から絶対に出てこない」「ああいうものが国会議員から出てくると日本の政策はもっともっと良くなる」と提言内容を大絶賛。

提言作成の背景には「リモート会議や外部のリソースを活用するというDXが政策を作る現場でも起きている」と平氏は解説します。

自民党のNFT特別担当に就任した際のツイートで炎上したのをきっかけに、デジタルの世界でトップランナーといえる人物が10人ほど平氏のもとに集結。Facebookのメッセンジャーを活用して場所や時間の制約なく議論が進められました。

また、デジタル分野に明るい弁護士の協力もあったとのことです。

平氏「外部リソースもデジタルツールも使った。サイバー空間とリアルな空間で議論をすごいスピードで回したのでああいうホワイトペーパーができた」

政策立案のプロセスに変化の兆しが見えるものの、このような変化が起きていることを知っている国会議員がほとんどいないのが現状です。

最後に平氏は「確実にDXは起きているし、これが顕在化したときに政治家は自らの力を厳しく問われる」とし「クオリティーの高い議論がされていることを皆さんに知っていただければ」と締めくくりました。

動画本編はこちら!

平氏はなぜ大臣になれないのか?視聴者からの直球質問に平氏が答える!

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