北陸地方の「住みたい田舎」ランキング1位の市町は 総合部門4位に福井県の坂井市

福井県坂井市にある丸岡城

 出版大手の宝島社(東京)が発行する月刊誌「田舎暮らしの本」2月号に掲載の「住みたい田舎ベストランキング」特集で、福井県の坂井市が北陸エリア総合部門4位になった。

 ランキングは、同誌が2013年2月号から毎年発表しており11回目。移住定住の促進に積極的な市町村を対象に、移住支援策、医療、子育て、自然環境など279項目のアンケートを行い、全国から671自治体が11月に回答。その結果を基に総合部門や子育て世代など4項目でランキング化、今月4日発売の2月号に掲載した。

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 福井、新潟など北陸エリアは44市町村がアンケートに参加。県内からは福井市や敦賀市、永平寺町など11市町が参加し坂井市が1位だった。

 記事では坂井市について「子育て世帯に人気の春江地区には多くの若者が集まるほか、シニア世代の社会参加率が高く、生きがいや健康づくりが盛ん」と紹介。移住者への最大50万円の支援金やお試し移住制度も評価された。北陸エリアは1位が南砺市(富山)2位が佐渡市(新潟)3位は富山市(富山)だった。

 同誌では、全国各地の物件情報や田舎暮らしに必要なハウツーを紹介しているほか、仕事情報や移住者リポートを掲載している。

北陸:住みたい田舎ベストランキング

子育て世代部門

1位:南砺市(富山県) 2位:佐渡市(新潟県) 3位:富山市(富山県) 4位:白山市(石川県) 5位:氷見市(富山県) 6位:新潟市(新潟県) 7位:魚津市(富山県) 8位:上越市(新潟県) 9位:十日町市(新潟県) 10位:加賀市(石川県)

シニア世代部門

1位:南砺市(富山県) 2位:坂井市(福井県) 3位:新潟市(新潟県) 4位:白山市(石川県) 5位:永平寺町(福井県) 6位:長岡市(新潟県) 7位:三条市(新潟県) 8位:氷見市(富山県) 9位:村上市(新潟県) 10位:小松市(石川県)

若者世代・単身者部門

1位:佐渡市(新潟県) 2位:南砺市(富山県) 3位:氷見市(富山県) 4位:三条市(新潟県) 5位:糸魚川市(新潟県) 6位:十日町市(新潟県) 7位:富山市(富山県) 8位:長岡市(新潟県) 9位:福井市(福井県) 10位:坂井市(福井県)

総合部門

1位:南砺市(富山県) 2位:佐渡市(新潟県) 3位:三条市(新潟県) 4位:坂井市(福井県) 5位:白山市(石川県) 6位:氷見市(富山県) 7位:能美市(石川県) 8位:長岡市(新潟県) 9位:十日町市(新潟県) 10位:魚津市(富山県)

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