
【ワシントン共同】河野太郎デジタル相は12日、米首都ワシントンで報道各社のインタビューに応じ、日本が議長国を務める今年の先進7カ国(G7)会合で、国際的なデータ流通を促進するための新組織の創設を提唱すると表明した。透明性の高いデータ流通を拡大することで、経済成長につなげる狙いがある。
河野氏は「議論は行われてきたので(今年は)実践のための国際的な事務局のある枠組みを立ち上げたい」と述べた。4月末に群馬県高崎市で開催予定のG7デジタル・技術相会合で提案し、5月のG7首脳会議(広島サミット)でも議題とする見通しを示した。