ヒュー・ジャックマン 仕事せずに6カ月トレーニング「デッドプール」第3作のウルヴァリン役に集中

俳優ヒュー・ジャックマン(54)が、ウルヴァリン役の再演には、6カ月間の身体的調整が必要だと明かしている。ヒューは、「デッドプール」第3作で「X-MEN」シリーズのキャラクターを再び演じることになっており、半年かけてトレーニングに励む予定だという。

HBO Maxのトーク番組に出演したヒューは、「急いではいけないと学んだよ。時間がかかるってね」「(ブロードウェイの『ザ・ミュージック・マン』が)終わってから、撮影を始めるまで6カ月あるんだ。だから、他の仕事は一切しない。家族と一緒にいて、トレーニングをする。それが半年間の仕事だ」とこぼす一方、「今はすごく体調がいい。週に8回ブロードウェイで歌って踊っているおかげで、鍛えられているんだ。だから、健康。いいスタートが切れたよ」と語った。

最近ヒューは、2017年の『LOGAN/ローガン』がウルヴァリンの最後の作品になることを「完全に意図していた」ものの、ライアン・レイノルズの「デッドプール」シリーズで復帰するという考えは、常に潜在意識の中に「潜んでいて、醸成されていた」と明かしていた。そして復帰希望を自覚した後、 ライアンにその旨を伝えると「デッドプール」第3作への出演の案がすんなりまとまったという。

『エンパイア・フィルム・ポッドキャスト』に出演した際、ヒューは自身とライアンのキャラクターについて、「10がすごく仲良しだとして、0が逆だとしよう。僕らは0だ。正反対で憎み合っている。僕目線の見解だけど」「(ローガンは)彼にイライラしてて、100万マイル(約160万km)離れたところにいたい、あるいは彼の頭を殴りたいと思っている。残念ながら、この映画では100万マイルも離れることはできないので、おそらく彼の頭を殴ることになると思うよ」と、ウルヴァリンとデッドプールが互いに憎み合っていることを明かした。

また、『LOGAN/ローガン』でウルヴァリンは死亡したが、ヒューは「デッドプール」第3作での復帰が同作の出来事に影響を与えることはないと主張した。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

© 株式会社神戸新聞社