
【ブチャ共同】ウクライナ首都キーウ(キエフ)の近郊ブチャに、旧ソ連・中央アジアのカザフスタンの伝統住居「ユルタ」が設置され、住民の憩いの場となっている。地元のカザフ人コミュニティーなどが運営を支援し、ロシアのインフラ攻撃に伴う停電に苦しむ住民らをお茶やお菓子でもてなしている。
ユルタは、木製の骨組みにフェルトを張った中央アジアの伝統的な円形のテント。厳しい寒さの中、ロシアの攻撃に負けない「不屈のユルタ」として、温かいお茶やカザフ伝統の揚げパンなどを無料で提供している。発電機も備えられ、暖を取ったり、携帯電話などを充電したりできる。