
4月の徳島県知事選に無所属で立候補すると表明している自民党の三木亨参院議員は13日、尾辻秀久参院議長宛てに議員辞職願を提出し許可された。三木氏は2019年参院選で「合区」により候補者を出せない県の救済策として自民が活用する比例代表「特定枠」で当選した経緯がある。
総務省によると、自民の比例名簿に基づき、日本理学療法士連盟が支援した田中昌史氏が繰り上げ当選する見通し。三木氏は昨年、徳島を含む合区対象4県の自民県連から立候補再考の申し入れを受けたが応じなかった。知事選には他に後藤田正純前衆院議員、岸本泰治元県議がいずれも無所属で立候補する意向を表明している。