『ブルーロック』を海外勢はどう見た?予想外の展開に「まともな奴がいないぜ…」「NARUTOか?」

W杯ではTwitter世界トレンド入りするなど、海外からも熱い注目を浴びていたアニメ『ブルーロック』。予想外の展開に驚く海外ファンの反応をお伝えします。

2022年末、サッカーW杯の開催により、全世界が“サッカー熱”に包まれました。日本でもサムライブルーの大躍進により、大旋風が巻き起こりましたが、それに伴い、一本のサッカーアニメがまた世界トレンドになるほどの大きな話題となったことをご存じでしょうか?そのサッカーアニメの名は『ブルーロック』。2022年の秋アニメとして放送を開始し、連続2クール放送であることから、2023年1月より第2クールの放送が始まった話題作です。

そこで本稿では、世界的に大きな話題となっている『ブルーロック』に対して、海外の視聴者はどんな反応を示しているのかお伝えします。

アニメ『ブルーロック』メインビジュアル

via

招待状が届く導入は、海外では珍しい

『ブルーロック』は、2018年より「週刊少年マガジン」にて連載中の金城宗幸(原作)、ノ村優介(作画)による同名漫画を原作としています。

全国各地から寄せ集められた300人の高校生サッカー選手。彼らは全員FWであり、日本代表がW杯で優勝するために、究極のストライカーを必要としたフットボール連合によって立ち上げられた“青い監獄(ブルーロック)プロジェクト”に参加させられるために集められたのでした。負けたら一生日本代表に選出されることはないという厳しい条件の元、主人公の潔世一を初めとしたサッカーに人生をかける者たちが、厳しい試練を勝ち抜こうと奮闘していくストーリーが展開されます。

そのストーリーやテーマ性から“史上最もイカれたサッカー漫画”と呼ばれるほどに衝撃的な作品でもあります。

Blu-ray『ブルーロック』1巻

via

そんな『ブルーロック』は、すでに海外でも大きな話題となっており、毎週、最新話が配信されると、海外のリアクターたちによる強烈なリアクションがYouTubeなどで大変なPVを稼ぎ出しているのです。中でも注目したいリアクターは、YouTubeにリアクション動画を投稿するドワイト、シーラ、ルパサンの男女3人組の「YaBoyRoshi」。

数年前に『鬼滅の刃』のリアクション動画を投稿し、日本でも人気を集めたリアクターです。普段はバトルアニメを視聴している印象が強い彼らが『ブルーロック』を視聴しているのは正直なところ意外でしたが、その反応というのも実に斬新でした。

最初に彼らが反応を示したのは、主人公の潔に“ブルーロック・プロジェクト”の招待状が届く場面。日本ではこういったサバイバルをテーマにした作品だと、そのほとんどで登場人物に招待状が届く描写があると思いますが、実は海外の作品だとこういった描写は珍しいもの。ほとんどが強制的に突然参加させられる形であることが多いのです。そのため、今回の潔に招待状が届く場面でも「『イカゲーム』みたいだ」と、2021年に大ヒットを記録した韓国ドラマを引き合いに出しています。

Blu-ray『ブルーロック』2巻

via

そこから“青い監獄”に集まったキャラクターたちを見て「まともな奴が一人もいないぜ」と一言。

さらには一次セレクション最初のゲームで、同房の人間にボールを当てるゲームが始まると、「戦うのか!?おいおいなんでそうなるんだよ!」と驚きを隠せない様子を見せます。『ブルーロック』の異名でもある“史上最もイカれたサッカー漫画”という印象は、海外勢にとっても変わらないようです。

糸師凛はまるで『NARUTO』のあのキャラのよう?

さらに時は進み、第12話「二次選考(セレクション)」。二次セレクションへと進むことになった潔たちが、新たに3人組を結成しなければならない場面に進みます。

残り一人を誰にしようかと思い悩んだ矢先に、もともとタッグを組んでいた御影玲王を切り捨てた凪誠士郎が潔の元に来た時には「オーマイガッ!コイツ裏切りやがった」と、この全く予想できない展開を大いに楽しんでいる様子を見せつけました。

『ブルーロック』二次セレクション編ビジュアル

via

しかしながら、この凪の判断に対しては「悪い考えではないように思う」と若干の理解も示していた様子。

和や義理を重んじる日本より、自分を高めるためには個人を大事にする海外勢ならではと言えるような反応だと言えるでしょう。

また、同エピソードで初登場を飾ったブルーロックランキング1位の天才FW糸師凛の印象については、「まるでサスケのようだ」という見解を披露。

海外でも人気の高い『NARUTO』に登場する主人公のライバルを引き合いに出している形ですが、その理由としてはクールな容姿と天才MFである兄をいつか超えるという明確な目標を持っている部分にあると言います。確かに言われてみれば、うちはサスケと重なる部分も多いように感じますね…。思わぬ盲点とでも言うべきこういった部分は、一つの作品に高い集中力をもって臨んでいる海外勢ならではの印象なのかもしれません。

そして、ついに二次セレクションが始まるという場面で幕を閉じたことから「終わらないでくれ!」と悲痛な叫びをあげる姿が映し出されていました。

TVアニメ『ブルーロック』2クール目ノンクレジットOP映像

via

チャンネル登録者70万人を超える人気リアクターである「YaBoyRoshi」の3人は、『ブルーロック』の魅力として、常に展開が熱くて早い部分を挙げています。

確かに予想の斜め上を行くストーリー展開が最大の魅力のように感じます。『ブルーロック』は、熱心なサッカーファンからはあまり好評ではない印象を受けるのですが、「YaBoyRoshi」の3人はアメリカ出身であることから、そこまでサッカーに対する熱はないのではないかと推察できます。

そういったところが『ブルーロック』を楽しめる要因なのかもしれませんね。(執筆:zash)

アニメ『ブルーロック』作品概要

TVアニメ『ブルーロック』イントロダクションムービー

via

◆ Introduction

世界一のエゴイストでなければ、世界一のストライカーにはなれない。

日本を W 杯優勝に導くストライカーを育てるため、 日本フットボール連合はある計画を立ち上げる。

その名も、“ブルーロック(青い監獄)”プロジェクト。

集められたのは 300 人の高校生。しかも、全員 FW(フォワード)。 299 人のサッカー生命を犠牲に誕生する、 日本サッカーに革命を起こすストライカーとは──?

──今、史上最もアツく、最もイカれたサッカーアニメが開幕する。

◆ 作品情報

<放送情報>

毎週土曜 25:30〜テレビ朝日系全国ネット“NUMAnimation 枠 ”にて放送中

毎週土曜 26:00〜BS 朝日にて放送中

毎週日曜 21:00〜AT-X にて放送中

※リピート放送:毎週水曜 28:30/毎週日曜 6:00※

<配信情報>

毎週土曜 26:00〜各配信サイトにて配信中

▼詳しくはこちら

https://bluelock-pr.com/onair/

<スタッフ>

原作:金城宗幸 漫画:ノ村優介(講談社「週刊少年マガジン」連載) 監督:渡邉徹明

副監督:石川俊介

シリーズ構成・脚本:岸本 卓

ストーリー監修:金城宗幸

コンセプトアドバイザー:上村 泰

メインキャラクターデザイン:進藤 優

キャラクターデザイン・総作画監督:田辺謙司、戸谷賢都

チーフアクションディレクター:東島久志

アクションディレクター:坂本ひろみ

プロップデザイン:興津香織、東島久志

衣装デザイン:中島裕里

作画特殊効果:あかね

色彩設計:小松さくら

特殊効果:山田可奈子

美術設定:杉山晋史

美術監督:高木佐和子

背景:スタジオワイエス

撮影監督:浅黄康裕

撮影:チップチューン

3DCG ディレクター:広沢範光

3DCG:オーラスタジオ ビジュアルコンセプト:山下敏幸(ハイパーボール)

特殊効果処理:山下敏幸、三皷梨菜

2DCG モニターグラフィック:浅野恵一(emitai)

編集:長谷川舞(エディッツ)

音響監督:郷文裕貴

音響制作:ビットグルーヴプロモーション

音楽:村山☆潤

アニメーションプロデューサー:平野 強

アニメーション制作:エイトビット

<キャスト>

潔 世一:浦 和希

蜂楽 廻:海渡 翼

國神錬介:小野友樹

千切豹馬:斉藤壮馬

久遠 渉:中澤まさとも

雷市陣吾:松岡禎丞

今村遊大:千葉翔也

我牙丸吟:仲村宗悟

成早朝日:梶田大嗣

伊右衛門送人:綿貫竜之介

五十嵐栗夢:市川 蒼

吉良涼介:鈴村健一

絵心甚八:神谷浩史

帝襟アンリ:幸村恵理

馬狼照英:諏訪部順一

二子一揮:花江夏樹

鰐間淳壱:鈴木崚汰

鰐間計助:鈴木崚汰

凪 誠士郎:島﨑信長

御影玲王:内田雄馬

剣城斬鉄:興津和幸

糸師 凛:内山昂輝

蟻生十兵衛;小西克幸

時光青志:立花慎之介

糸師 冴:櫻井孝宏<主題歌>

オープニング主題歌:UNISON SQUARE GARDEN「カオスが極まる」 エンディング主題歌:仲村宗悟「WINNER」

<公式 HP> https://bluelock-pr.com

<公式 Twitter> https://twitter.com/BLUELOCK_PR 推奨ハッシュタグ:#ブルーロック

<原作試し読み> https://pocket.shonenmagazine.com/episode/10834108156632602988

<原作コミックス発売情報>

https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000314505【公式 HP】

https://bluelock-pr.com/story/ep12/

※第 12 話は番組放送時間が 15 分押しになっています。通常の放送時間とは異なりますのでご注意ください※

◆PV 公開中

▼イントロダクションムービー

https://youtu.be/5YBL7fx94RU

▼第 2 弾 PV

https://youtu.be/g8iNMKef5MQ

▼第 1 弾 PV

https://youtu.be/scNHgkRlJn4

▼ティザーPV

https://youtu.be/w4V_e3iRxds

© 株式会社マレ