
【ワシントン共同】バイデン米大統領の副大統領時代の機密文書が私邸や個人事務所に持ち出されていた問題で、連邦捜査局(FBI)がバイデン氏の複数の元側近から事情聴取したことが分かった。NBCテレビが情報筋の話として12日報じた。文書持ち出しの詳しい経緯について説明を求めたもようだ。
バイデン氏は機密文書持ち出しの公表が遅れたことも批判されており、不正が明らかになれば、出馬に意欲を示す2024年の大統領選への影響は必至だ。捜査を指揮する特別検察官に任命されたハー前連邦検事がさらに関係者の聴取を進めるとみられる。