EHグループはこのほど、完全子会社のEHグループ・システムズの設立によってインドに重要な拠点を確立しました。著名なIITマドラス・リサーチ・パーク内に新たに設けられた当社のイノベーション・ラボが、当社の燃料電池技術の開発を促進するとともに、拡大しているインドの顧客基盤を支援します。これと並行して、当社はインドで初となる燃料電池を導入しており、またインド政府は先にグリーン水素への政策的な取り組みを明らかにしています。
スイス・ニヨン--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- EHグループは、IITMリサーチ・パーク内にイノベーション・ラボを確立し、インドでの拠点を強化します。最近設立されたEHグループ・システムズは、当社独自の制御システム・ソフトウエアを中心とする当社の燃料電池製品の開発の加速を目的としています。
このイノベーション・ラボを統括するのは、2019年にEHグループに加わる前には大手OEMでFCシステム制御開発プログラムの設計で不可欠な役割を果たした制御・オートメーション主任エンジニアのAnand Vasappanavaraです。事前に設立され、すでに当社と連携していたチーム、さらにIITマドラスの有能な研究者人材プールから採用された数名の新たなスタッフがVasappanavaraを支えます。このチームは、初期段階にある市場機会に対応するために今後急速に拡大する見込みです。
EHグループ創業者のマーディット・マティアンは、次のように述べています。「インドは、強力な政策支援と業界による投資計画の発表に明らかな通り、水素技術のリーダーになることを目標に掲げています。当社は、当社の燃料電池技術の開発支援だけでなく、急成長中のインドの水素セクターにおける当社のお客さま向けのサービスの向上を目指しています。」
共同創業者のクリストファー・ブランドンは、次のように述べています。「インドの水素エコシステムに投資するタイミングとしては今が最善です。インドの豊富な人材プールを生かして、インドの脱炭素化とエネルギー独立性の向上を加速させていく所存です。」
EHグループ \- 2017年に設立され、スイスのニヨンに本拠を置くEHグループは、大型車両および大規模定置型アプリケーションの脱炭素化を目的とした革新的な燃料電池技術製品の設計と生産に焦点を合わせています。EHグループが提供する高出力密度の燃料電池スタックは効率性が高く、独自の生産プロセスを採用しており、規模の拡大に伴いコストが劇的に低下します。
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