栃木県内2012人感染 クラスター6件 新型コロナ、13日発表

新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 栃木県は13日、新たに計2012人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の累計感染者数は38万3732人となった。9~12日に40代以上の男女計10人が死亡し、県内の死者は計885人となった。

 新規感染者は0歳~90歳以上で、50代以下が8割を占めた。最多の20代が374人、40代が308人、30代が271人、50代が270人、10代が221人などと続く。

 死者の内訳は40代男性2人、50代と70代の女性各1人、80歳以上の男女6人。70代以上の死者のうち6人は入院中、1人は自宅療養中だった。2人は死亡後に陽性が確認された。1人は救急搬送後に陽性が確認され、その後死亡した。

 クラスター(感染者集団)は計6件発生した。このうち5件は高齢者施設で、茂木町で14人、鹿沼市で7人、宇都宮市で11人、小山市で10人、栃木市で9人が感染。大田原市内の医療機関では12人が染した。

 入院者(予定含む)は505人、宿泊療養者160人、重症者12人。12日時点の病床使用率は68.2%となっている。

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