円上昇、一時128円25銭 7カ月半ぶり水準

 13日の東京外国為替市場の円相場は対ドルで上昇し、一時1ドル=128円25銭を付けた。2022年5月31日以来、約7カ月半ぶりの円高水準。

 午後5時現在は前日比3円23銭円高ドル安の1ドル=128円37~39銭。ユーロは2円37銭円高ユーロ安の1ユーロ=139円26~30銭。

 日銀が17、18日の金融政策決定会合で大規模な金融緩和策を修正するとの思惑が強まり、国債市場で長期金利が上昇。円買いドル売りが進んだ。

 市場では「前日発表された米消費者物価指数で物価上昇率が鈍化し、米国の利上げペースが緩やかになるとの見方もドル売りを後押しした」との声があった。

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