マツダは、11年ぶりにロータリーエンジンを発電機として搭載した新型EV車を発表しました。
マツダ 丸本明社長
「ロータリーエンジンを発電機とする『MX-30』などの新商品を計画通り導入してまいります」
4日の会見でマツダの丸本明社長は、ロータリーエンジンを発電機として導入することを明かにしていました。
きょう(13日)、ベルギーで開幕したブリュッセル・モーターショーで、新型EV車『MX-30 e-SKYACTIV R-EV』が初公開されました。
ロータリー搭載車としては、2012年まで生産されたRX-8以来となります。
マツダは、1967年、世界で初めてロータリーエンジン搭載車「コスモスポーツ」の量産に成功。
その後も、ロータリーエンジンの独自開発を進めてきました。
今回の発電システムの導入で、航続距離がこれまでのモデルのおそよ260キロから600キロを超えるまでに伸びます。
マツダ 丸本明社長
「欧州など、長距離を走られるお客様には好評いただけるのではないか」
マツダによりますと、この春にはヨーロッパ市場で販売を開始し、価格はおよそ500万円から。年内には、国内でも導入予定ということです。