広島カープ 上本崇司 地元・福山で始動 野球少年との交流でも “元気” もらう

キャンプインに向けて動き始めた広島カープの選手ですが、県内で自主トレに臨む上本崇司 選手らが、その模様を公開しました。

故郷の福山でトレーニングに臨むのは、昨シーズン、自己最多の94試合に出場した上本選手です。この自主トレは、ランニングメニューを例年より増やし、1年間戦える体づくりに力を注ぎます。

広島カープ 上本崇司 選手
「1年間を戦ううえでけがもあったので、防止するためのトレーニングと メンテナンスを中心としています」

昨シーズン打率3割をマークしましたが、打球の質の向上にも努めています。

上本崇司 選手
「試合に出て疲れると、技術がない分、感覚にズレが生じる。体のメンテナンスやトレーニングを考え直している」

今回の練習には、広陵高校の後輩である 中村奨成 選手も参加。周囲からも「飛ばしすぎ」との声があがるほど、ハードに自らを追い込んでいます。

広島カープ 中村奨成 選手
「足を使って打つことが大事。去年は腕に頼って失敗した。下や体幹を使うことを意識」

また、この日は、地元の野球少年らの練習見学を受け入れ。グランドレベルでの交流も図ります。

「地元にも貢献できてよかったし、子どもたちのうれしそうな笑顔に元気をもらえた」と充実の表情でシーズンへの準備を進めていました。

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