N党幹事長・黒川敦彦氏が衆院山口4区補選出馬へ 安倍元首相死去に伴う選挙 「例の歌」は歌う?

NHK党幹事長で、政治団体・つばさの党代表の黒川敦彦氏(44)が13日、国会で開かれた党の定例会見で、安倍晋三元首相の死去に伴う衆院山口4区補欠選挙に立候補することを表明した。

補選は4月に実施される見通しで、黒川氏は「NHK党公認として立候補する。この選挙自体に意味があると思っている。NHK党としても立候補者を出すということで、どうせ出すのだったら私に出させてくださいということで、選挙に立候補する予定におります」と説明した。

黒川氏は「私は安倍さんには批判的な立場でおりましたので、政治的な批判は批判としてしっかり続けていく」としながらも「どういう政治姿勢だったとしても、暴力によって人の命がなくなったということを踏まえて、そういうことはあってはならないし、じゃあどうすれば人が幸せになる政治が行われるかということに関して精いっぱい訴えたい」と語気を強めた。

NHK党の政見放送や、討論番組出演時に「おじいちゃんの代からCIA」となどと歌い、安倍元首相の政治姿勢を批判し物議を醸してきた黒川氏だが「現場の空気を読みながら、歌うか歌うべきではないのかはその時の判断で決めていきたい」とした。

(よろず~ニュース・杉田 康人)

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