ここに来て新たな役に挑んだ山下智久

俳優の山下智久が、今年Prime Videoで独占配信される映画「SEE HEAR LOVE ~見えなくても聞こえなくても愛してる~」で主演を務めることを、各メディアが報じた。

同作は漫画アプリ「ピッコマ」で連載されたNASTY CAT氏の人気コミックを実写映画化。韓国映画「私の頭の中の消しゴム」(2004年)などで知られるイ・ジェハン氏が監督・脚本を担当する。

山下が演じるのは次第に目が見えなくなる病を患った主人公の漫画家で、主人公を支える生まれつき聴覚障害を持つ女性の切なくも温かい愛にあふれたラブストーリー。

王道のラブストーリーに約6年ぶりの出演となる山下は、初の漫画家、そして視覚障害者の難役に挑むことになった。

現在撮影中だが、山下は「物理的に見えなくなった事で何に気づき、何が見えるようになるのか。障害として受け取るのではなく、生きる強さに変換して少しでも勇気を受け取ってもらえるよう、監督、そして共演者の方々をはじめ、現場にいるすべての皆さんと力を合わせて真摯に作品作りに取り組んで参ります」とコメントしている。

「これまで俳優として申し分のない実績を積んで来た山下だが、まだまだ向上心を持っているようで、ここに来て新しい役に挑戦することになった。いまだに根強いファンが多いこともあって、かなりの話題作になるのでは」(芸能記者)

ジャニーズ事務所から独立後、海外も視野に入れての活動となった山下。

現在、Netflixで配信中の「今際の国のアリス シーズン2」に出演。そして、年内にHuluで配信が予定されている、人気コミックを実写化した「神の雫/Drops of God」で主演をつとめる。

状況的にテレビ各局のドラマに出演するのは難しいが、配信作品で国内外にその名前をとどろかせることになりそうだ。

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