第41回全国都道府県対抗女子駅伝は1月15日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点とする9区間42.195キロのコースで行われる。福井県選抜は6大会連続で40位台が続いているが、今年は力のある高校生、大学生を中心に20位台を狙う。
実業団選手がおらず、平均年齢17歳と若いチーム。昨年末の全国高校駅伝で福井県勢女子歴代2位の17位となった鯖江高校勢を中心に、実力のある選手が多い。佐藤拓監督は「例年以上の力がある」と話す。
序盤で好位置に付け、順位を保つ展開を目指す。鍵を握る1区（6キロ）は3000メートル県記録保持者、山口晏音衣（鯖江高）の起用が濃厚。昨年末の全国高校駅伝で1区を県勢最高の区間10位で走り「実業団選手並みの実力」と佐藤監督。10位台でたすきを渡したい。続く2区（4キロ）も鯖江高勢。木村茉央の起用が有力だ。
実力派がひしめく4区（4キロ）は、トップスピードを維持する力が高い藤田百詠（京都光華女大）に託す。最長区間の9区（10キロ）は矢尾桃子（関西外大）。持久力に優れ、安定して走る力がある。
大会は3、8区（ともに3キロ）を中学生区間とし、残る区間に高校生を3人以上起用するのがルール。
◆…福井県女子選抜…◆
▽監督 佐藤拓（鯖江高教諭）
▽コーチ 中村勝則（粟野中教諭） 齋藤菜摘（フクオカラシ）
▽選手 矢尾桃子（関西外大4年） 16分7秒79(5000ﾒｰﾄﾙ)
藤田百詠（京都光華女大2年） 16分30秒31(5000ﾒｰﾄﾙ)
末本愛菜（日体大1年） 16分48秒14(5000ﾒｰﾄﾙ)
山口晏音衣（鯖江高3年） 9分12秒40(3000ﾒｰﾄﾙ)
酒井心希（鯖江高3年） 9分38秒75(3000ﾒｰﾄﾙ)
佐藤鳳羽（美方高3年） 9分50秒30(3000ﾒｰﾄﾙ)
松本実咲（敦賀気比高3年） 10分3秒41(3000ﾒｰﾄﾙ)
西崎光稀（鯖江高3年） 9分58秒18(3000ﾒｰﾄﾙ)
木村茉央（鯖江高2年） 9分36秒73(3000ﾒｰﾄﾙ)
堀結葉（鯖江高2年） 9分57秒37(3000ﾒｰﾄﾙ)
名里奏夢（高浜中3年） 10分26秒47(3000ﾒｰﾄﾙ)
上島円羅（武生一中3年） 10分29秒47(3000ﾒｰﾄﾙ)
大塚結衣（光陽中2年） 10分15秒75(3000ﾒｰﾄﾙ)
※主将は矢尾桃子、タイムは本年度自己ベスト
