大便の備蓄が人類を救う!? バクテリアに人類生存のカギと海外研究者

大便を備蓄することで、人類の滅亡が防げるという。スイスのチューリッヒ大学の研究者エイドリアン・エジル氏によると、大便の中のバクテリアに人類生存のカギが隠されているそうだ。

世界中から冷凍した大便を収集し、ヒトマイクロバイオームの貯蔵室を計画中のエジル氏は、エチオピアやプエルトリコからのサンプルが研究室に届いているそうでこう話している。「生物の多様性、植物や動物の減少を人々はとても意識しています。ゾウが絶滅しても、自身の健康に関して問題が発生することはありません」「しかし皆さんのマイクロバイオームが特定の方法で影響を受けた場合、重大な結果を及ぼす可能性があります」

マイクロバイオーム貯蔵室は大便のサンプルを収めたバンクで、人間の身体への有益性が証明されたさまざまな細菌を培養することが可能となるそうだ。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

© 株式会社神戸新聞社