亡くなった家族と仮想空間(VR)でチャットできるという。韓国の専門家らが故人の声や表情をマネするAI(人工知能)を開発した。
AIテクノロジー企業DeepBrain AIによるそのVRは1回の使用料1000ポンド(約16万円)、遺族や友人の悲しみを癒すと期待されている。
同企業のジョセフ・マーフィー氏は、現在末期の疾患にある人々がこの技術を使って、愛する人々へ最後の思い出を残して欲しいと語る。「既に意見が分かれています。このやり方で永遠に生きる機会を歓迎する人もいれば、それは本物じゃないという見方の人も多数います」「しかし亡くなってからも自分たちの思い出をシェアできる、家族に健康だった自分を思い出して欲しいと思う人々がいるのも事実です」
一方、大事な人と死別し悲しみに暮れる人々をサポートする英国のチャリティ団体、クルーズ・ベリーヴメント・サポートでボランティア活動をするスー・ジル氏はこう異論を唱えている。「奇妙で恐ろしいことに思います。遺族らを食い物にしているように感じますね」
(BANG Media International/よろず~ニュース)