片山萌美 新作写真集自らプロデュース 衣装代かかり過ぎ「私にお金入るのは全部売れてから」

グラビア活動も積極的に行う女優の片山萌美(32)が15日、都内で自らプロデュースした新作写真集「M」(ウイントアーツ製作)の発売記念イベントを行った。

キュートな顔立ちと抜群のプロポーションを前面に出した過去作から一転、「女性に見てもらいたいグラビア」をコンセプトに、モードメイクやハイブランドの衣装に挑戦。ティム・ギャロをカメラマンに招き、スタイリッシュかつセクシーな作品に仕上がった。販売値がつかないほど貴重なイブ・サンローランのビンテージなど、特に衣装に注力。「私にお金が入るのは全部売れてから、くらい洋服代にお金がかかっています。印刷、紙にもすごくこだわりました」と、贅沢に仕上げた。

片山は2012年のミス日本ネイチャーの活動後、13年から女優活動を開始。それ以前はモデルを目指したが叶わなかったという。実績を重ね昨年12月、グラビアとハイブランドを両立させた今作を発売。「苦労よりも楽しいことが多かったですが、売れるかが心配ですね」と笑った。10年越しに過去の夢を形にし「とても満たされました。夢はあきらめるんじゃなくて、脇に置いていたら、いつか叶うかもしれないと思いました」としみじみ語った。

昨年末から帯状疱疹にかかり、仕事の延期、キャンセルが続いた。対面での仕事はこの日が今年初めて。「昨年は厄年だったんです。(症状は)突然1月1日くらいから良くなって。厄が落ちたのかな」と笑わせた。「M」は1990部限定の紙版のほかに、3種類のアザーカット集を含めたデジタル版計4種類も発売中。

新作写真集「M」の表紙を掲げる片山萌美
片山萌美写真集「M」より

(よろず~ニュース編集部)

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