岡山市内の「建築」歩いて巡ろう 市が2月末まで「ラリー」第4弾

中心部コースのスポットの一つになっている「旧岡山偕行社(かいこうしゃ)」(県総合グラウンドクラブ)=北区いずみ町

 岡山市は市民の健康増進を目的にしたウオークラリーの第4弾を市内で実施している。2022年度の最終回で「建築をめぐる」をテーマに5コースを設定した。スマートフォンで電子スタンプを集めれば景品が当たる抽選に応募できる。2月28日まで。

 市中心部と4区の計5コース(各1.7~2.1キロ程度)があり、それぞれ4カ所のスポットをたどる。1コースの所要時間は20~30分ほど。中心部はJR岡山駅や県総合グラウンド周辺、北区は足守の町並み保存地区、中区は歴史ある寺社が残る円山地区を巡る。東区は文豪・夏目漱石にまつわる記念碑(金田)、南区は旧岡山臨港鉄道の岡南新保駅(新保)といった名所を盛り込んだ。

 18歳以上の市内在住、在学、在勤者が対象。各スポットでスマホから専用ウェブサイト「続!おかやまケンコー大作戦」にアクセスし、衛星利用測位システム(GPS)を利用してスタンプをためる。抽選はスタンプ4個以上で参加でき、電子商品券(500円分)が当たる。

 ウオークラリーは19~21年度に展開した健康ポイント事業「おかやまケンコー大作戦」の後継版。市保健管理課は「寒さで運動量が落ちる季節だからこそ、地域の魅力再発見を楽しみながら歩いてほしい」と呼びかける。問い合わせは事務局(086―206―3222)。

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