
東京五輪で新種目に採用された、スケートボードや自転車BMXなど都市型(アーバン)スポーツを楽しめる施設が堺市の商業施設内に完成し、15日に体験会が開かれた。2025年大阪・関西万博を見据え、競技が盛んな外国の観光客を呼び込む拠点にしようと大阪府が主催。地元のトップ選手が講師を務め、参加した子どもたちに一流の技術を手ほどきした。
施設は堺市美原区の「ららぽーと堺」内に昨年11月完成した。同市のスケートボーダーで中学2年の上村葵さん(14)が板への乗り方や滑り方を指導。子どもたちはヘルメットを身に着け、上村さんに手を取ってもらいながら繰り返し挑戦していた。