大学入学共通テスト2日目は2023年1月15日、全国一斉に行われた。大手予備校河合塾による各教科科目の問題分析を速報する。理科②の地学の分析は以下の通り。
地学の分析
大問は五題で2022年と同じであったが、設問数は二十七問で2022年から三問減少した。図やグラフをもとに考察する問題が増加し、第1問では、地学の様々な分野における平面図と立体図を相互に置き換える、やや難しい考察問題が出題された。しかし、第2問以降は取り組みやすい問題が多く、全体として難易度は昨年と同程度と思われる。
2023年の難易度は「昨年並み」
第1問では、地学の様々な分野における二次元と三次元の図を相互に置き換える、やや難しい考察問題が出題された。しかし、第2問以降は取り組みやすい問題が多く、全体として難易度は2022年と同程度と思われる。
出題傾向分析
教科書で扱われている「固体地球の概観」「固体地球の活動」「地球の歴史」「大気と海洋」「宇宙の構成」の5分野のすべてから出題されていた。内容的には2022年と同様に知識問題、 読図問題、計算問題がバランスよく出題された。 出題形式でみると、2022年に比べて計算問題や図選択問題が減少した。
出題分量
大問は5題で昨年と同じであった。マーク数は27で昨年よりも3減少したが、図が増加したため、ページ数は昨年と同程度であった。
⇒【難易度・過去平均点】数学や英語 難易度は…全科目一覧
2023年度入試の予想平均点は？
大手予備校河合塾による予想平均点は、5教科7科目で文系型が543点、理系型555点だった。
⇒科目別の予想平均点はこちら
⇒理科2で得点調整の可能性は？【河合塾の分析】
地学の問題・解答
⇒各科目の問題と正解一覧はこちら
各教科科目の分析
■2日目（順次配信します）
⇒【数学1】数学1A
⇒【数学2】数学2B
⇒【理科1】物理基礎
⇒【理科1】化学基礎
⇒【理科1】生物基礎
⇒【理科1】地学基礎
⇒【理科2】物理
⇒【理科2】地学
⇒【理科2】化学
⇒【理科2】生物
■1日目
⇒【英語】リーディング
⇒【英語】リスニング
⇒【国語】
⇒【地理歴史】世界史B
⇒【地理歴史】日本史B
⇒【地理歴史】地理B
⇒【公民】現代社会
⇒【公民】倫理
⇒【公民】政治経済
⇒【公民】倫理,政治経済
