盛況のうちに閉幕を迎えた東京オートサロン2023/搬出・撤収作業の様子

 1月13~15日まで千葉県の幕張メッセで開催された『東京オートサロン2023』。オートスポーツwebでもシビック・タイプR-GTコンセプトやトヨタGRヤリスの特別仕様車、ニッサンGT-Rの2024年モデルなどの発表など、さまざまなニュースをお届けしてきた。ここではそんな東京オートサロン2023の搬出・撤収作業の様子を紹介する。

 15日の18時、東京オートサロン2023は閉幕を迎えた。訪れたファンが会場を後にすると、一部のブースでは終礼が行われる様子も見られた。

 各出展ブースで続々と撤収作業が進むなか、アルミホイールメーカーのスーパースターのブースでは続々とホイール梱包の箱が持ち込まれ、飾り棚からホイールを梱包していた。なお、アルミホイールの梱包の際には、ディスク面を上にしてネットをかける作業も必要だ。その上、展示本数が多いと梱包だけでも非常に根気のいる作業であることが伺える。

スーパースターの『レオンハルトフォージド(試作モデル)』
ホイールを梱包する様子/スーパースター

 また、無限ブースに設置されていたレーシングシミュレーター『ZR-SF14-Formula』の撤収の様子も見ることが叶った。3画面のうち両側の2枚のディスプレイを折りたたむことができ、折りたたんだ状態のシミュレーターは、通常時よりコンパクトな印象を受けた。スーパーフォーミュラ・SF14のモノコックを使用しているだけにかなり大型の筐体ではあるが、『ZR-SF14-Formula』を手がけたゼンカイレーシングのスタッフ2名は手際よく、搬出作業を続けていた。

シミュレーターの搬出作業に取り掛かるゼンカイレーシングのスタッフたち

 各ホール内に敷かれたレッドカーペットが剥がされ、18時30分を迎えると、さまざまな車両がエンジンをかけ、それぞれ最寄りの退場ゲート前に集結。幕張はオートサロン終了直後から雨模様となるなか、自走で帰路に着く車両はゲート開放から搬入出路へ進んでいた。

東京オートサロン2023搬出・撤収作業の様子
閉幕直後から幕張メッセには雨が降り注いだ

 年に1度、幕張メッセで開催される世界最大級のカスタムカーの祭典は『東京オートサロン2023』は盛況のうちに終幕を迎えた。次回の『東京オートサロン2024』はどのような驚きと興奮が待ち受けているのだろうか。次回の開催も心待ちにしたいところだ。

東京オートサロン2023搬出・撤収作業の様子

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