フェリックスだけじゃない「デビュー戦で退場した」7名の世界的スター

先日行われたイングランド・プレミアリーグの試合で、チェルシーでのデビューを果たしたジョアン・フェリックス。しかし後半開始からまもなくいきなりレッドカードを受けて退場に…。

今回は、クラブや代表チームでのデビュー戦でレッドカードを受けてしまったジョアン・フェリックスと7名のスター選手をご紹介しよう。

ジョアン・フェリックス

クラブ:チェルシー

相手:フラム

時間:58分

結果:1-2

新たにデビュー戦で退場処分を受けた選手になってしまったジョアン・フェリックス。アトレティコ・マドリーからチェルシーに半年間の期限付きで加入し、その手数料は14億円を超えるものになっているとして話題に。

その契約決定から数日後のフラム戦でいきなり先発デビューすると、才能を見せつけるように多くのテクニックを成功させたが、ゴールには至らず。そして後半、縦パスのタッチが大きくなってルーズボールの奪い合いとなり、足裏タックルを敢行してしまった。

ローラン・コシェルニ

クラブ:アーセナル

相手:リヴァプール

時間:90+2分

結果:1-1

ロリアンからアーセナルに加わったコシェルニ。彼がプレミアリーグでデビューしたのは2010年8月15日、アウェイでのリヴァプール戦での先発出場だった。

リヴァプールが45分にジョー・コールの退場で一人少なくなっていたが、アーセナルは勝ち越しゴールを決められず。そしてアディショナルタイムにコシェルニが2枚目の警告を受けて退場になった。

ジェルヴィーニョ

クラブ:アーセナル

相手:ニューカッスル

時間:76分

結果:0-0

2011年にリールからアーセナルに加入したジェルヴィーニョがプレミアリーグでデビューしたのは2011年8月13日、ニューカッスルとのアウェイゲームだった。

右ウイングで先発出場した彼は76分、世界の悪童ジョーイ・バートンとの衝突の末に顔を平手打ちしてしまい、レッドカードを受けてしまった。

ジョナサン・ウッドゲイト

クラブ:レアル・マドリー

相手:アスレティック・ビルバオ

時間:66分

結果:3-1

イングランド屈指のセンターバックと評価されながら、ニューカッスルで怪我に苦しんでいたジョナサン・ウッドゲイト。驚くことに彼は2004年にレアル・マドリーへと引き抜かれることになった。

およそ17ヶ月試合に出場できなかったが、2005年9月22日のアスレティック・ビルバオ戦で突然先発で起用される。すると彼はいきなりオウンゴールを決めてしまい、さらに2枚の警告を受けて退場。試合自体は勝利しているが、彼にとっては最悪のお披露目となってしまった。

ルイス・スアレス

クラブ:ウルグアイ代表

相手:コロンビア代表

時間:85分

結果:3-1

リヴァプールやバルセロナ、アトレティコ・マドリーで活躍したウルグアイの名ストライカー、ルイス・スアレス。彼はいろいろと問題を起こしてきた選手であることで知られるが、代表でのデビュー戦も実は退場処分を受けている。

2007年2月8日に行われたコロンビア代表との親善試合で、スアレスは先発出場。前半14分から相手のGKが退場するというなかで3-1とリードして迎えた85分、彼もレッドカードを受けてピッチを去ることになった。

リオネル・メッシ

クラブ:アルゼンチン代表

相手:ハンガリー代表

時間:66分

ルイス・スアレスとバルセロナでコンビを組んだリオネル・メッシも、奇しくも同じように代表チームでのデビューでいきなり退場した珍しい選手の一人である。

2005年8月17日に行われたハンガリーとの親善試合、ホセ・ペケルマン監督は18歳のメッシを64分にピッチへと送り出した。しかしその2分後、相手のマークに苛立った彼は無謀に手を振り、レッドカードを受けることになった。

フェデリコ・ファシオ

クラブ:トッテナム

相手:マンチェスター・シティ

時間:67分

結果:1-4

リオネル・メッシとともに2008年のオリンピックを制覇した大型センターバックのフェデリコ・ファシオ。彼も珍しくプレミアリーグのデビューでいきなり退場した選手だ。

トッテナムに加入した2014年、10月18日のマンチェスター・シティ戦でデビューを果たす。そしてセルヒオ・アグエロをペナルティエリアで倒し、PKを与えた上でレッドカードを受けてしまった。

ベルナルド・コラーディ

クラブ:マンチェスター・シティ

相手:チェルシー

時間:63分

結果:0-3

ラツィオなどで活躍したことで知られるイタリアの長身ストライカー。バレンシアからローンで移籍していたパルマで10ゴールを決めたことにより、2006年夏にマンチェスター・シティへと引き抜かれることになった。

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そして2006-07シーズンの開幕戦、チェルシー相手のアウェイゲームで先発出場を果たすも、63分に2枚目のイエローカードを受けて退場に。シティでの初ゴールは13試合目まで待たなければならなかった。

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