「ナゾトキペダル」長崎、嬉野の街巡り 弱虫ペダルと新幹線コラボ

ナゾトキペダルの「謎解きキット」(右が長崎市、左が嬉野市)

 長崎、嬉野両市の街中を巡りながらそれぞれ五つの謎を解いていくイベント「弱虫ペダル×謎解き×街めぐり ナゾトキペダル」がスタートし、15日、長崎市でオープニングセレモニーがあった。両市で指定された各5カ所を回り、謎を全て解くと、各市オリジナルのクリアファイルがもらえる。イベントを通じて西九州新幹線の利用や周遊の促進を図る。3月15日まで。

 西九州新幹線の沿線5市(長崎、諫早、大村、嬉野、武雄)と、長崎市出身の漫画家、渡辺航さん原作の人気アニメ「弱虫ペダル LIMIT BREAK」のコラボ事業。今月9日まで5市で実施していた新幹線開業記念スタンプラリーに続く第2弾となる。
 長崎市での参加方法は、まず謎が書かれたパンフレット「謎解きキット」を市役所やJR長崎駅内の長崎市総合観光案内所などで入手し、LINE(ライン)公式アカウントを友達登録。「新大工」「中島川・寺町・丸山」「浜町・銅座」「館内・新地」「東山手・南山手」の計5カ所に貼られたポスターを見て謎を解いていく。どこからでも始められる。嬉野市のキットはJR嬉野温泉駅などで入手できる。
 イベントは14日にスタート。セレモニーは長崎市浜町のベルナード観光通りであり、田上富久長崎市長と村上大祐嬉野市長が挑戦を呼びかけた。佐世保市から参加した弱虫ペダルのファン、小嶋乃梨子さん(35)は第1弾のスタンプラリーも制覇。じゃんけん大会でアニメの声優のサイングッズも獲得し「今年の運を使い果たしたかも。(ナゾトキペダルも)謎が解けるよう頑張って回りたい」と笑顔で話した。

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