日本メドトロニック 植込み型心臓デバイス初の遠隔プログラミングを搭載した植込み型心臓モニタ「LINQⅡ™」の販売を開始

日本メドトロニック株式会社(本社:東京都港区)は、原因が特定できない失神と潜因性脳梗塞の患者の診断に使用する植込み型心臓モニタ「LINQⅡ™(リンクツー)」の販売を2023年1月より開始しました。

いつ起こるか分からない失神や、潜因性脳梗塞の主な原因の一つと言われる心房細動は、一般的に行われているホルター心電図検査や体外式ループレコーダーによる検査では検査時間が短く、検出し難いと言われています。植込み型心臓モニタを使用することで、失神が起きた際の心電図を確認したり、潜因性脳梗塞患者に心房細動があるか調べたりすることができ、症状が心臓の病気に由来するものなのかどうかを医師が判断する手助けになります。

LINQⅡは、患者が病院に通院することなく、遠隔でデバイス設定ができる遠隔プログラミングを初めて搭載した植込み型心臓モニタです。また、LINQⅡは、新たなアルゴリズムを搭載し、不整脈の検出率向上とデータ解析時間の低減にチャレンジしています。不整脈を正しく検出する精度を高めることでデータ解析時間を低減し、医療従事者や患者の労務低減を目指しています。

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