川端康成は“葬式の名人”と呼ばれていた⁉

(写真左から井田由美、羽佐間道夫)

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1月19日(木)の『わたしの図書室』は、昨年末に渋谷のシダックスカルチャーホールで行われた公開録音「リーディング&シネマ/川端康成 葬式の名人」の模様を放送。

川端康成の作品の中から抜粋した朗読とトークとで、ノーベル賞作家の人生の道のりを綴る。幼いころから肉親との別れを多く経験した川端は、やがて人から「葬式の名人」とさえ呼ばれるようになる。別れと出会い、追い求めた愛、過ぎた日の幻、憧れ、悲しみ……。生涯を通して独自の美意識を貫いた川端が描く世界を、声優の羽佐間道夫、日本テレビ・アナウンサーの井田由美が情緒豊かに朗読する。共演は、若手俳優の永沼伊久也、多井一晃、井上寧子、橘しおん。また、川端康成の母校である大阪府の茨木高校出身の脚本家・プロデューサーの大野裕之が、解説とトークで案内役を務める。ピアノとチェロの生演奏は古後公隆。

公開録音の当日、ホールではこのあと大野裕之製作の映画「葬式の名人」が上映された。

【朗読作品】「反橋」「雪国」「葬式の名人」「師の棺を肩に」「片腕」「花」

【脚本・演出】大野裕之

わたしの図書室

放送局:ラジオ日本 他2局ネット

放送日時:毎週木曜 23時30分~24時00分
※放送局によって日時が異なる場合があります。

出演者:【朗読】羽佐間道夫(声優)、井田由美(日本テレビ・アナウンサー)、永沼伊久也、多井一晃、井上寧子、橘しおん【解説&トーク】大野裕之【演奏】古後公隆

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※放送情報は変更となる場合があります。

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