GTDプロにBMWが追加参戦。ターナー・モータースポーツが95号車M4 GT3の出場クラスを変更

 ターナー・モータースポーツは、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権開幕戦のチームラインナップにブルーノ・シュペングラーを加え、95号車BMW M4 GT3をデイトナ24時間でGTDプロクラスに移行させることを確認した。また、残りのIMSAミシュラン・エンデュランスカップ・ラウンドにもGTDクラスから参戦する見込みだ。

 この決定により、1月28~29日にアメリカ・フロリダ州のデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで開催される24時間レースでは、GTDプロに参加するメーカーが9つとなり、8車種9台によって争われることとなる。

 BMW Mモータースポーツのファクトリードライバーであるブルーノ・シュペングラーは、同じくBMWワークスドライバーのジョン・エドワーズ、フルシーズンドライバーのビル・オーバーレン、チャンドラー・ハルとともに、マッキントッシュがスポンサーを務めるマシンに乗り込む。

 チームの第3ドライバーを務めるエドワーズは、オーバーレン、ハルとともにセブリング、ワトキンス・グレン、ロード・アトランタで開催されるエンデュランスカップに参戦する。このラインアップのクルマはウェザーテック・スプリントカップのGTDクラスに投入される予定だ。

 一方、デイトナ24時間のエントリーリストのリリースによって明らかにされたように、GTDエントリーのターナー96号車BMW M4 GT3は、フルシーズンドライバーのロビー·フォーリーとパトリック·ギャラガーがドライブする。ミシュラン・エンデュランスカップではマイケル·ディナンが助っ人して加わり、デイトナではイェンス·クリングマンがラインアップを完成させている。

「今年のGTDプログラムは、充分にオイルが入れられ、しっかりとしたチューニングを施したマシンのように実行されるだろう」と語るのは、チームオーナーのウィル・ターナー。

「このラインナップを見てほしい。また、2023年にリキモリとマッキントッシュを迎えられることを誇りに思う」

「私たちは準備ができている。旋風を巻き起こすだろうが、それをするのにデイトナほど素晴らしい場所はない」

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