「いい店ひろしま」 新たに8店舗認定 こだわりのお店を取材

インターネットによる市民投票と専門家の評価で店の演出や接客などが優秀と認められた広島市内の8つの店が、新たに「いい店ひろしま」に選ばれました。このうち2つの店を取材してきました。

まず、訪れたのは、こだわりのカーテンと出会える広島市西区の「ヴィード古江店」です。店内には、店長自ら海外の展示会などに足を運び、セレクトして直接輸入したというカーテンが600種類以上並びます。

店では選び切れないお客さんも多いそうで、スタッフがお客さんの自宅にカーテンを持っていって、太陽の入り方やほかの家具とのバランスを見て、一緒に決めてくれるサービスもあるといいます。

ヴィード古江店 江川秀貴 店長
「(お店で)接客したスタッフがご自宅まで一貫体制でコーディネートさせてもらっていますので、その辺も安心して質問とか問い合わせていただけたら」

「いい店ひろしま」に選ばれたのは、なぜだと思うか、店長に聞いてみると…。

ヴィード古江店 江川秀貴 店長
「今は流れ作業で接客したりする店が増えている中で、対面でお客さんと接しているというところを評価してくださったんじゃないかと思う」

「米粉パン工房源」です。店内には米粉を扱う会社が手がけたパンが約80種類並びます。

一番人気は、お昼すぎには売り切れることもあるという「米粉角食パン」です。100パーセント「米粉」から作られていることから、小麦アレルギーを持つ人にも楽しんでもらえるといいます。

こちらは、花びらのようなかわいらしい形が特徴的な「クリームパン」です。米粉80パーセント使用のフワフワの食感が、年配の方を中心に人気を集めているそうです。

米粉パン工房源 増田裕典 代表
「今のところは米パンだけなんですけど、今後、米粉を使った商品を少しずつ増やしていって、もっとみなさんに米粉のよさを知ってもらいたい」

2006年から始まった「いい店ひろしま」認定の取り組みに、16日は新たに8つの店が仲間入りしました。

広島市 松井一実 市長
「いい店ひろしま顕彰事業において、他の模範となる優秀な店舗として認められました」

広島市や商工会議所などからなる実行委員会は、今後も魅力的な店舗を見つけていきたいとしています。

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