8日に始まった横浜DeNAの新人合同自主トレーニングが間もなく折り返しを迎える。ここまでドラフト1位の松尾汐恩捕手(18)=大阪桐蔭高=ら全10選手がはつらつと練習メニューを消化。新たな環境にも慣れながら、2月1日のキャンプインに向けて体も心も鍛えている。
第2クール最終日の15日。ブルペン入りしたのはドラフト2位の右腕吉野=トヨタ自動車=だ。捕手が中腰の状態で約20球。ミットをたたく小気味のいい音は、順調な調整ぶりをうかがわせた。1軍キャンプスタートを狙う松尾もノックで俊敏な動きを見せ「体のバランスが良くなってきた」と表情は明るい。