ムドリク参戦!チェルシー「最高額の補強選手」ベスト10

15日に決まったチェルシーのビッグディール。なんとアーセナルに決まりかけていたウクライナ代表MFミハイロ・ムドリクを、2030年夏までというとてつもない長期契約で獲得したのだ。

今回はチェルシーがこれまで行ってきた高額移籍を改めてランキング形式にまとめてみた。

9位:ジョルジーニョ

加入元:ナポリ

移籍金:5000万ポンド(およそ78.28億円)

2018年にマウリツィオ・サッリ監督の誘いでナポリから加入してきたブラジル出身のイタリア人ボランチ。ディープライン・プレーメーカーとしてその地位を確立し、PKスペシャリストとしても結果を残した。

9位:フェルナンド・トーレス

加入元:リヴァプール

移籍金:5000万ポンド(およそ78.28億円)

リヴァプールでの3年半で69ゴールを決めたフェルナンド・トーレス。1月のマーケットでチェルシーに加入したが、初ゴールを決めるまでなんと1000分を要した。175試合で45ゴール35アシストという記録は悪くないが、クラブの歴史上でも最も失敗した補強の一つに数えられている。

8位:クリスティアン・プリシッチ

加入元:ドルトムント

移籍金:5700万ポンド(およそ89.24億円)

2019年にエデン・アザールの穴を埋める存在として獲得されたアメリカ代表の若手アタッカー。そのスピードやテクニック、思考の速さは評価できるものの、一貫性が乏しくピッチでの成功に結びついていないのが現実である。

7位:アルバロ・モラタ

加入元:レアル・マドリー

移籍金:6000万ポンド(およそ93.94億円)

レアル・マドリーからユヴェントスへとローンされたときに活躍した印象が強いモラタ。2017年にチェルシーは6000万ポンドを支払って彼を獲得した。最初のシーズンは15ゴールを決めたものの、2年目はペースダウン。その後アトレティコ・マドリーへと貸し出されることに…。

6位:マルク・ククレジャ

加入元:ブライトン

移籍金:6200万ポンド(およそ97.07億円)

トッド・ボーリー新オーナーが就任してすぐに獲得されたビッグディール。ブライトンで活躍していた左サイドバックは、ベン・チルウェルの長期離脱を補う存在であったはずだが、まだその才能をチェルシーで見せられていない。

5位:ウェズリー・フォファナ

加入元:レスター・シティ

移籍金:7000万ポンド(およそ109.59億円)

マルク・ククレジャとともに大きな移籍金で獲得されたフランス人センターバック。怪我が多いことで知られていたが、その才能を買ったチェルシーは7000万ポンドを支払った。ところがまだプレミアリーグで2試合しかプレーできていない。

4位:ケパ・アリサバラガ

加入元:アスレティック・ビルバオ

移籍金:7100万ポンド(およそ111.16億円)

「世界でもっとも高額なゴールキーパー」となったケパ。クルトワの後釜として期待されたものの、セーブ率が低く高い評価は得られなかった。そのためエドゥアール・メンディに長い間ポジションを奪われていたものの、ライバルの怪我もあって現在再び出番を獲得している。

3位:カイ・ハヴァーツ

加入元:レヴァークーゼン

移籍金:7200万ポンド(およそ112.72億円)

2020年にハヴァーツをクラブ最高額で獲得した際、それはある種のギャンブルであるとも見なされた。加入からしばらくは適応に苦しんだものの、半年後からはチームの中心人物に君臨。2021年のチャンピオンズリーグ決勝では欧州王者を決めるゴールも叩き込んだ。

2位:ミハイロ・ムドリク

加入元:シャフタール

移籍金:8910万ポンド(およそ139.49億円)

この冬のマーケットで獲得したウクライナの新生アタッカー。インスタグラムでも驚愕の技術を見せつけていた天才は、アーセナルへの移籍が直前になっていると噂されたが、急転2030年までの契約を提示したチェルシーに加入した。

1位:ロメル・ルカク

加入元:インテル

移籍金:9770万ポンド(およそ152.96億円)

【写真】チェルシーで苦戦も、「退団後に復活」した10人の名選手

かつてチェルシーが獲得した際には10代だったルカク。その後エヴァートン、マンチェスター・ユナイテッドを経てインテルへ移籍し再ブレイクしたため、チェルシーが買い戻したわけだが…。残念ながらプレミアリーグではまた適応に苦しみ、ローンでインテルに戻ることになった。

© 株式会社ファッションニュース通信社