「雑誌スポンサー」になりませんか? 最新号で企業名PR 佐世保市立図書館が募集

雑誌スポンサー制度で、企業が年間購読料を支払っている雑誌=佐世保市立図書館

 長崎県佐世保市宮地町の同市立図書館(中尾香代子館長)は、同市内の企業などを対象とした新年度の「雑誌スポンサー」を募集している。2月28日まで。
 「雑誌スポンサー制度」は、2015年に同館が県内の公立図書館では初めて導入。企業や団体は年間購入費用を負担した雑誌を図書館に置き、その代わりに最新号の雑誌カバーに5月から翌年3月まで広告掲載ができる。
 同館は年間約21万人(21年度)が利用。雑誌の最新号は人気が高く閲覧者も多いという。同館職員の浦垣寛美さんは「広告効果は高く、地域貢献活動のPRにもなる」と話す。雑誌の読者層からPRしたい対象を「ピンポイントに選べるところも魅力」だとする。同館には浮いた経費で別の雑誌を購入し、充実を図れる利点がある。
 スポンサーになる企業はファッション、スポーツ、インテリア、音楽など170種以上の雑誌から選ぶことができ、表紙側に企業、団体名、裏表紙側には全面に広告を掲載する。年間購読料は数千円からで、現在は2社が計13誌のスポンサーとなっている。
 申し込みは同館ホームページから申込書をダウンロードするなどして必要事項を記入し、郵送か持参、同市オンライン申請ポータルページで。問い合わせは同館(電0956.22.5618)。


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