MBS・TBSの「ドラマイズム」枠（MBS＝火曜深夜0：59、TBS＝火曜深夜1：28）で2月7日から、萩原利久とFANTASTICS from EXILE TRIBE・八木勇征がダブル主演を務める連続ドラマ「美しい彼」のシーズン2がスタートすることが分かった。
「美しい彼」の原作は、「流浪の月」で本屋大賞2020を受賞した小説家・凪良ゆう氏が手掛けた同名小説。「BLアワード2015」で第1位を獲得し、累計55万部突破の大ヒットを記録した。萩原と八木をダブル主演に迎え、前作は2021年11月からMBSの「ドラマ特区」枠（木曜深夜0：59）で全6話が放送された。
物語の主人公は、思うように言葉を発せない吃音症で、幼い頃から周囲になじめず“ぼっち”を極めていた高校3年生・平良一成（萩原）と、学校のカースト頂点に君臨する圧倒的カリスマ・清居奏（八木）。高校3年の春、冷淡なキング・清居を一目見た瞬間から、平良は恋に落ちる。そんな平良を突き放し続けた清居だったが、常に自分だけに熱い視線を向ける平良に救われ、ひかれていき、平良への思いを自覚していく。すれ違い続けた2人が、お互いの思いを素直にぶつけ合った感動のラストで幕を閉じた。
ドラマは、すれ違う恋心をみずみずしく、美しく描き、国内外問わず“沼ハマり”する人々が続出。深夜ドラマで、限られた放送枠にかかわらず、多くの反響を呼び、「第59回ギャラクシー賞」では、マイベストTV賞・第16回グランプリを受賞。また、「BLアワード2022」BEST映像部門1位獲得、「韓国・ソウルドラマアワード」では八木がアジアスター賞を受賞。「WEIBO Account Festival 2022」では萩原が優秀躍進俳優賞、八木が優秀新人俳優賞、そして2人で話題俳優ペア賞を受賞するなど、日本のみならず、アジア各国でも人気を得ている。その人気を受けて、4月7日には「劇場版 美しい彼～eternal～」の公開も控えている。
今回放送となる、ドラマのシーズン2では、平良は大学卒業が近づき進路に迷い始める、清居は俳優として活躍の場を広げている。少しずつ大人になっていく2人の相変わらずかみ合わないが、なんだかいとおしい同棲生活を、映画公開を2カ月前に、少しだけお裾分け。新たな登場人物も加わり、“ひらきよワールド”はさらにパワーアップする。
萩原は「今回、映画化の前にドラマでも皆さまに見ていただけることになりました。映画同様、1カット1カットみんなで丁寧に撮影しました。楽しんでいただけたらうれしいです」と期待。
八木も「こうしてまたドラマという形で、映画上映の前に作品を皆さまにお届けできてとてもうれしいです。すてきな追加キャストの方々もご登場されますので、ぜひ楽しみにしていてください。『美しい彼』の世界にまたもう一度、一緒に飛び込みましょう！」とメッセージを寄せている。
穏やかに月日は巡り、平良は大学4年生に、清居は新人俳優として日々奮闘していた。晴れて恋人同士となった2人は、平良の家で同棲生活をおくっている。しかし、平良の信仰にも似た“偏愛”は変わらず、来てほしいところで下がり、下がるべきところで強く出るニュースタイルな関白宣言をかましていて、美しく傲岸なキング・清居の悩みはつきない。
一方、平良は清居にバレないように変装し、清居のおっかけをするという、新たな趣味を見つけていた。清居の迷惑にならないように、孤独にそっと見つめていたが、あるきっかけで推し活仲間ができる。
そして、大学卒業が近づき、同級生たちが就職活動中心の生活となる中、アルバイト経験がない平良には、ある悩みが。学生生活が終わり、社会に飛び立つ時、平良と清居が選ぶ道とは――。
