限定の1皿楽しんで 若手3人のスイーツ共演

3人のパティシエール共演のスイーツプレートと紅茶のアフタヌーンティーセット

 和歌山県紀南地方の若手パティシエール(女性菓子職人)3人によるスイーツセットを提供する「ぬるみの森のアフタヌーンティー」が22日、田辺市中辺路町温川のパラダイスカフェ2階である。この日限定のスイーツプレートと菓子に合わせた紅茶が味わえる。マルシェも同時開催する。

 近年、紀南で若手の菓子職人が増えている。SNS(交流サイト)で発信し、店舗を持たずイベントで人気を集める店もある。今回、新しいスイーツの魅力を知ってもらおうと、コーヒーと菓子を販売しているバニラカフェ(田辺市南新町)が企画した。

 参加のパティシエールは、温川で焼き菓子を販売する「paradise BAKE!(パラダイス ベイク)」の濱田愛良さん(31)、同市本宮町本宮にあるシュークリームを中心とした洋菓子店「choux(シュー)」の矢倉実咲さん(30)、みなべ町清川で、店舗を持たずイベント出店などをしている「kiyoka」の中瀬みなみさん(27)。

 濱田さんはチーズスコーンと紅茶のフィナンシェ、矢倉さんは紅まどかのヴェリーヌ、中瀬さんはてんさい糖ショートケーキと焼き芋チーズケーキを出品する。

 スイーツプレートは紅茶とのセットで1人3千円。事前予約制。時間は午後2時半と4時。定員は各回10人。

 マルシェはアクセサリーや雑貨、菓子などを販売する8店が出店する。正午~午後5時、入場無料。1階のパラダイスカフェも通常通り営業している。

 問い合わせはバニラカフェ(@cafemilktea620)へ。

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