
日本自動車販売協会連合会が17日発表した2022年の国内中古車登録台数は前年比6.3%減の349万5305台となり、過去最低を更新した。半導体の供給不足の長期化で新車の生産台数が減り、下取りなどで中古市場に回る車が不足したことが響いた。
中古車登録台数は3年連続で減少し、2年連続で過去最低を更新。中古車業者が販売した車のほか個人間の譲渡により所有権が移転した車も含む。車種別では乗用車が6.4%減の303万9126台、貨物車が6.1%減の36万9179台。
新車の納期が部品調達難で長期化しているため、より早く入手できる中古車は人気を集め、値上がりしている。