植物由来の代替魚肉を展開 日本ハム、漁獲量減少で

植物性タンパク質を原料とするフィッシュフライの新商品

 日本ハムは17日、2023年度の商品戦略発表会を開き、植物性タンパク質を原料とするフィッシュフライを家庭向け商品で展開すると発表した。漁獲量の減少傾向を背景に海産物の価格が高騰しており、同社は「タンパク質の選択肢を広げたい」としている。

 「NATU MEAT(ナチュミート) フィッシュフライ」と銘打ち、3月1日から発売する。価格は345円。日本ハムは大豆由来の原料を使ったハムやソーセージを20年から展開している。こうした代替肉の製造技術を活用し、本物の魚に近い味わいや食感を実現した。

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