世耕氏、れいわローテ制を批判 「憲法趣旨に合致せず」

 自民党の世耕弘成参院幹事長は17日の記者会見で、辞職した参院議員の残り任期を交代で担う「ローテーション制度」を導入するとしたれいわ新選組の構想を批判した。憲法が参院議員の任期を6年と定めていることを踏まえ「腰を据えて仕事に取り組むことが求められている。憲法の趣旨に合致しない」と述べた。

 公明党の山口那津男代表も17日の会見で「参院議員は長期的な視野で実績をつくることが期待されている。わが党は行わない」と語った。

 れいわの山本太郎代表は16日、水道橋博士氏の辞職に伴い、残り任期を昨年の参院選比例代表で落選した5人に交代で務めさせると表明した。

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