
16日までの直近1週間に全国で報告された新型コロナウイルスの新規感染者数が前週比で0.75倍となり、47都道府県全てで減少したことが厚生労働省の集計で17日、分かった。加藤勝信厚労相は対策を厚労省に助言する専門家組織の会合で「死亡者が最高値を超える状況が続いている」と述べ、死者の多さに警戒感を示した。
前週に当たる9日までの1週間は、年末年始に休診していた医療機関が再開した影響で一時的に報告される感染者数が増えていた可能性がある。
厚労省の集計によると、直近1週間の人口10万人当たりの感染者数は全国で712人。西日本を中心に12県で千人を超えた。