【新型コロナ】静岡県内で3814人感染 1月の死者数だけで累計1087人の1割超える 富士宮市立病院で救急患者以外の受け入れ制限(1月17日)

1月17日、静岡県内で新たに3814人が新型コロナウイルスに感染したことが分かりました。1月に入り、静岡県内の死者数が急増し、危機的な状況が続いています。

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新たな感染者を地域別にみますと、静岡市が478人、浜松市が422人、そのほかの市や町の合計が2914人となっています。

地域別感染者

県全体で新たに13人の死亡が報告され、1月の死者数は149人となりました。新型コロナによるこれまでの県内の死者数は1087人で、1月の死者数だけですでに全体の1割以上を占めていることになります。

曜日別にみますと、前週火曜日(1月10日:3012人)に比べ802人増えていて、5日ぶりに前の週の同じ曜日を上回りました。

病床使用率は県全体で81.9%、県中部では9割に迫る深刻な状況が続いています。

病床のひっ迫が続く中、富士宮市立病院は1月16日、当面の間、救急患者以外の受け入れを制限すると発表しました。制限されるのは、飛び込みの診察依頼、人間ドックを含む健診、発熱患者の診療で、院内クラスターで複数の病棟が閉鎖されていることや職員の感染者や濃厚接触者が増えたことが要因だということです。

富士宮市は「感染が疑われる時には、自身での療養を行い、医療機関の受診を極力控えてほしい」と呼びかけています。

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