WBC内定の高橋宏斗に対する山﨑武司氏の親心

東海ラジオ『Live Dragons!』(月~金17:15~19:00)16日(月)のコメンテーターは、ドラゴンズOBでプロ野球解説者の山﨑武司氏。WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)日本代表選出が内定したドラゴンズの高橋宏斗投手についてコメントした。

高橋はプロ3年目の二十歳。今回の代表内定メンバーの中で最年少だ。山﨑氏は「本当に名誉なことだし、本人も望んでいたことなのでよかったが、やっぱりいろいろ考えると、まだプロ入り3年目だし、心配なこともある」として、その「調整方法」を挙げた。

山﨑氏は「2月からキャンプが始まって、オープン戦をやってシーズンに入る。今回はWBCがあるので、3月にはバンバンに投げられる状態でなきゃいけない。となると時間がない。今から3月のあたまに向けて、どうやって調整していくか、これはすごくむずかしいと思う。なので(選ばれたことは)めでたいけど、すごく心配している」と話した。

さらに「WBCのあと、すぐにペナントレースが始まる。今年のドラゴンズは、高橋宏斗にかかっている。WBCで燃え尽き症候群になって不具合が出て、そこからシーズンに入って1か月休んでとなったら、チームとしては痛手。そのまますんなり行ってくれればいいが、過去の例を見ると、燃え尽き症候群になっていることが多い」と続けた。

「若さゆえで、行くだけ行ったれという感じになって、まだ本当の体の基礎ができていない状態でやってしまうと、怪我につながるので、とにかく怪我しないように。世界一を獲って帰ってきて、すぐペナントレースで活躍してほしい。うまく勢いにのってほしいが、去年は中10日で投げていた。中6日で投げたのは最後の1試合だけ。このときは打たれた」

「このあいだ本人に訊いたら『(中6日のときは)『全然自分の体じゃなかった』と言っていた。そういうところの調整はまだまだできていない。その話を聞いたときに、親心のように『心配だなあ』』と思った」とのこと。そして「この辺を、去年のオフから調整はしてきていると思うので、期待している」と話した。

Live Dragons!

放送局:東海ラジオ

放送日時:毎週月曜~金曜 17時15分~18時00分

出演者:山﨑武司、山崎聡子

公式Twitter

ツイッターハッシュタグは「#ライドラ」

※該当回の聴取期間は終了しました。

© 株式会社radiko