ヤマハモーターパワープロダクツ、レーシングカート事業の一部を4月から菅生に移管

 1月18日、ヤマハモーターパワープロダクツは、いくつかの事業のうちレーシングカート事業について、エンジン・部品等の営業、レース普及、渉外、広報宣伝などを、4月1日から株式会社菅生に移管すると発表した。

 ヤマハモーターパワープロダクツはヤマハ発動機グループのひとつで、発電機や汎用エンジン、ゴルフカーや除雪機などを手がけるとともに、レーシングカート用のエンジンも手がけているが、そのレーシングカート事業のうち、エンジン・部品等の営業、レース普及、渉外、広報宣伝を4月から菅生に移管することになった。

 菅生は国内のさまざまなカテゴリーのレースを開催する宮城県村田町のスポーツランドSUGOの運営会社で、SUGOにはレーシングコースとともにカートコース、モトクロスコースと3つの国際格式コースがある。また同じヤマハ発動機グループの一員でもある。

 ヤマハモーターパワープロダクツでは、モータースポーツ関係の団体やユーザーとの結びつきが強く、レース運営や普及のノウハウに強みをもつ菅生にこれらの業務を移管することで、これまで以上に充実したサービスの提供が可能となるとしている。

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