マウスコンピューター、DAIVデスクトップシャーシをリニューアル。ハイエンドCPUとグラフィックスカードの同時搭載可能

株式会社マウスコンピューターは、クリエイター向けパソコンブランド「DAIV」(呼称︓ダイブ)のデスクトップパソコンのシャーシをリニューアルした。マウスコンピューターWEBサイトおよび、電話通販窓口、マウスコンピューター各ダイレクトショップ、G-Tune:Garage 大阪および法人営業窓口で販売する。希望小売価格は税込679,800円。

「DD-I9G90」は、最新世代のインテル CoreTM i9-13900KFプロセッサーとNVIDIA GeForce RTXTM4090、Windows 11 Home 64ビット、64GB DDR5メモリ、M.2 NVMe Gen4 SSD 2TBを搭載している。

製品特長

大型グラフィックスカードも搭載可能な内部構造

新シャーシは内部空間を広く取ることで、従来シャーシでは搭載できなかった最新の大型グラフィックスカード、およびE-ATXマザーボードが搭載可能になった。また、大型グラフィックスカードを支えるサポートバーを標準装備。さらに、グラフィックスカードは将来的に最大2基搭載できるスペースを確保しているため、より豊富なシステム構成の拡充が可能となる。

専用の吸気・排気口を備えたチャンバー構造で、効率的な排熱設計

電源ユニットの熱がシャーシ内部に流れないよう、専用の吸気・排気口を備えたチャンバーに格納している。また、搭載できる12cm空冷ファンの搭載可能数が2基から6基に増加。ハイエンドCPUとグラフィックスカードを同時搭載しても安定して動作する冷却性能を有している。

また、水冷での冷却時には、240mm水冷ラジエーターを最大2基同時に搭載可能だ。これにより、将来的にCPU・グラフィックカードのダブル水冷など、より強力な冷却ソリューションを提供できるとしている。

※ 2023年1月18日時点では、CPUの水冷ユニットのみ選択可能。グラフィックスカードむけ水冷ユニットは、順次追加予定

天面に移動したインターフェースと高い拡張性

本体を床に配置した際にアクセスしやすいよう、トップカバーに電源ボタンとUSBコネクタを設置し、使用しない際もUSBコネクタにホコリが入らないようにスライド式のカバーを設けられている。

また、ストレージにはハードディスクを最大2基、M.2 SSDを最大2基搭載可能なため、写真、データなど大容量の情報を扱う場合など、利用状況に応じてカスタマイズ可能。さらに、データ受け渡しなどで使用される光学ドライブもBTOにて選択可能で、ドライブは、ディスクの出し入れを行いやすい前面搭載となっている。

ハンドル、キャスターの「機動力」は踏襲しながら、全く新しいシャーシデザインへ

新シャーシのデザインは、従来のシャーシで好評だった背面ケーブルの抜き差し時に便利なハンドルと、スタジオの中での移動などに便利なキャスターという特徴的な機能は踏襲しながらリニューアル。ハンドルはパソコンの重量に耐えるよう強度を高め、手に持った際に滑りにくいよう、ラバーグリップを採用している。

シャーシのデザインは、ハンドル部分からトップカバーにかけて、フロントパネル上部で2つの曲面が重なるデザインとし、黒を基調としたカラーリングが採用されている。さらに、新シャーシは高い拡張性を実現しながら、従来シャーシと比較して、幅は約30mm、奥行きは約20mm、高さが約115mmのサイズアップにとどめている(新製品の本体寸法:幅約220×奥行き510×高さ525mm、従来製品の本体寸法:幅約190×奥行き490×高さ410mm)。

メンテナンス・清掃を行いやすいシャーシ

新シャーシは、清掃を行いやすいつくりとなり、脱着可能なダストフィルターを2カ所採用し、フロントパネルを外した部分に1箇所、シャーシ底面に1箇所装着している。またマグネット脱着式のため、取り外しが簡単で、清掃も手軽に行える。また、フィルター自体の水洗いも可能。

最新の第13世代インテル Coreプロセッサーとインテル Z790チップセットを採用

DD-I9G90は、最新の第13世代インテル Core i9-13900KFプロセッサーを採用。第13世代のインテル Coreプロセッサーは、第12世代インテル Coreプロセッサーと比較して、fficient-core数とキャッシュ数が増加し、最大クロック数が上昇した。

インテル Z790チップセットは、第13世代インテル Coreプロセッサーに対応する最新のチップセット。同製品では新しい高速メモリ規格「DDR5」対応のメモリモジュールを搭載することが可能になったとしている。DDR4メモリと比較し、データ転送速度が3200MT/sから4400MT/sと138%に、データ転送速度が向上したという。

また、PCI Express 5.0に対応しており、1レーンあたり2倍の帯域幅を実現。今後登場が予定される、PCI Express 5.0対応のグラフィックスカードとの組み合わせで、より高度な描画性能を発揮することが期待できるとしている。

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