テレビ東京系で1月27日にスタートする金曜8時のドラマ「今野敏サスペンス 機捜235×強行犯係 樋口顕」（金曜午後8：00。初回2時間スペシャル）の第1話ゲストが発表された。また、主題歌が小林柊矢の書き下ろし楽曲「愛がなきゃ」に決定した。
「機捜235」は、警察小説の旗手・今野敏氏の同名小説を原作とした刑事ドラマ。これまで、「月曜プレミア8」枠で第3弾までスペシャルドラマがオンエアされてきた人気シリーズだ。定年間際の元見当たり捜査官で指名手配犯の顔を800人も記憶している警視庁第二機動捜査隊捜査官（機捜）・縞長省一（中村梅雀）と、バディを組んでいる野心家の若手隊員・高丸卓也（平岡祐太）が、機捜235＝覆面パトカーに乗り込み、次々と事件の真相を暴いていく。
「今野敏サスペンス 機捜235×強行犯係 樋口顕」は、警察小説の旗手・今野敏氏がともに原作を手掛け、ドラマ化した二大人気作品がコラボした刑事ドラマ。警視庁第二機動捜査隊捜査官（機捜）・縞長省一（中村梅雀）と、バディとして組む若手隊員・高丸卓也（平岡祐太が登場する「機捜235」の世界に、「警視庁強行犯係 樋口顕」の主演・内藤剛志をはじめ、“樋口班”の佐野岳、片山萌美、小松利昌らが集結する。双方がタッグを組み、日々起こる難事件を二つの違った角度から解決していく。
第1話では、連続車両窃盗事件を追う機捜チームと、14年前の警察署長一家放火殺人事件を追う樋口班が、ある投資会社社長が殺害される事件により出会い、共に捜査していく。
雛形あきこが演じるのは、機捜チームが追う窃盗犯に車を盗まれるレストランオーナー・三輪夏美。また、今野浩喜が樋口班が追う事件の指名手配犯で、今回の殺人事件の最有力容疑者となる今井達也役、北原里英は自殺しようとしていたところを機捜チームに止められる派遣社員・吉村恵梨香役、小沢真珠は殺害された社長の妻・山崎弓絵役をそれぞれ務める。
出演にあたり、雛形は「私が演じた三輪夏美は、飲食店を営みながらシングルマザーで頑張っている女性です。大切な人もそばにいてくれて、大変だけど幸せに暮らしていると思っています。撮影期間が長かったからか、内容は重たく、私はゲストでしたが、ご一緒させていただいた皆さんといろいろお話できて、楽しい現場でした」とコメント。
今野も「あけましておめでとうございます。指名手配されている殺人犯です」と軽妙なあいさつを交えつつ、「共演者スタッフの皆さん方がなんだかやたらといい人たちで、過ごしやすかったです。ほとぼりが冷めたら転生して警察側でまた出してほしいです。メークさんが衣装合わせの時、私に若い頃用のカツラをかぶせるたびに笑っていました。その姿に注目してください」と出演の喜びを伝える。
「今回、ゲストとして参加させていただいて、機捜チームのチームワークのよさを感じてうらやましくなりました」と明かす北原は、「
どんでん返しの多い1話、私の役どころはあえて秘密にしておきます！ ぜひ楽しみにしていてください」と期待感をあおる。
そして、小沢は「私が演じた山崎弓絵という役は、投資ファンドの仕事で充実しているように見えても、旦那との関係は冷え切っていて、孤独を抱えている女性だと思います。でも自分でそれを認めたくなくて、強がっていて、仕事に没頭することで現実から目を背けてきたのだと思います。演じる上で、強い女性、というよりもどこか弱い部分もある、強がっている女性、を意識しました」と役作りを報告。「児玉（宜久）監督や内藤さんとは以前にもお仕事させていただいたことがありましたし、現場がとても温かい雰囲気だったので安心してお芝居することができました。内藤さんはカメラが回ってない時には子育ての話などで和ませてくださり、お芝居が始まると、細かいアドバイスなどしてくださるので、いつも感謝してます」と撮影を振り返った。
そのほか、14年前の殺人事件を現場の鑑識として担当しており、今回の殺人事件でも鑑識課長として関わる葉山郁夫に田中要次、社長殺人事件の現場から逃走し、機捜チームと樋口班が出会うきっかけを作った男に鈴木拓が扮（ふん）する。
さらに、主題歌の「愛がなきゃ」は、2021年にデビューした新進気鋭の21歳のシンガー・ソングライターである小林の書き下ろし楽曲。痛快・爽快に事件を解決していく疾走感を表現し、明るくアップテンポながらも、作品のダンディーな魅力も詰まった曲となっている。
小林は「祖母がサスペンスドラマが大好きで、家に行くといつもテレビで流れていたので、『主題歌を書き下ろしたよ』と、祖母に報告できた時はとても喜んでくれました。一つの夢がかなってうれしかったです。編曲には鳥山雄司さんに携わっていただきました。疾走感あふれる楽曲に仕上がってますので、ドラマと合わせて楽しんでください！」とメッセージを寄せている。
