宮城県の倒産企業2022年は101件 前年比4割増加

2022年に宮城県で倒産した企業は101件と、前の年に比べ4割余り増えたことが民間の調査会社のまとめで分かりました。

帝国データバンクによりますと、2022年に1000万円以上の負債を抱えて倒産した県内の企業は101件で、2000年以降最も少なかった2021年の71件に比べ43.3%増加しました。

負債総額は130億3300万円で、前の年を32億1200万円下回りました。

負債額が1億円未満の会社が約7割を占め、小規模零細企業の倒産が目立っています。 新型コロナ関連の倒産は56件で、半数以上を占めました。

持続化給付金など、新型コロナ関連の国の経済対策の効果が長期化によって薄れたことに加え、物価高騰による経費の圧迫により資金繰りに行き詰まるケースが増えたということです。

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