イタリアサッカー連盟(FIGC)とキットサプライヤーのadidasは17日、イタリア代表の2023新ユニフォームを発表した。
新ホームユニフォームは、18日に行われるU-18イタリア対U-18スペインの親善試合でお披露目となる。
Italy 2023 adidas Home
2023新ユニフォームは、歴史ある多くのモニュメントや文化的建造物に使われてきた「イタリアの大理石」にインスパイアされたデザイン。大理石自体は世界各国で採石されているが、とりわけイタリアは多種多様な大理石の名産地として知られている。
大理石模様に目が行きがちだが、肩、脇部分、裾はイタリア国旗のトリコロール(緑・白・赤)で彩り、代表チームとしてのアイデンティティを落とし込む点も注目ポイント。襟と袖口は過去の成功を祝したゴールドを配する。
FIGCとadidasは2022年3月という早い段階でパートナシップの締結を発表。今回の両者によるコンビは1978年以来の復活となる。
Italy 2023 adidas Away
2023新アウェイユニフォームも、イタリア名産の大理石に深くインスパイアされたデザインだが、ホームとはその取り入れ方がやや異なる。
色はオフホワイトを基調に、大理石という言葉からイメージされる特徴的なグラフィックで全体を装飾。サブカラーにはネイビーブルーとゴールドを使う。
イタリアのアウェイキットは、ホワイトを基調に発色の良いブルーや国旗3色を強調するデザインが多いのだが、今回の2023モデルはそれらとは一線を画す色使い。このあたりのちょっとしたイメージチェンジも“サプライヤー新時代”を感じさせる。
Italy 2023 adidas GK
新GKユニフォームは、鮮やかなグリーン(adidasの色名では「チームセミソーラーグリーン」)を採用。全体にダイヤモンド型のグラフィックを散りばめるadidasの2023GKモデルは、Jリーグクラブの2023シーズンGKキットにも採用されている。
各ユニフォームには、プラスチック廃棄物ゼロを目指す取り組みの一環として100%リサイクル素材が使われている。
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2023新ユニフォームは世界各国のadidas直営店やオンラインショップなどで販売を開始。日本国内でも一部商品の限定先行販売がスタートしている。