【ワシントン、キーウ共同】米国防総省のライダー報道官は17日、ウクライナ兵90～100人を対象に地対空ミサイルシステム「パトリオット」の使用訓練を、南部オクラホマ州の陸軍施設フォート・シルで始めたことを明らかにした。今回対象とならなかったウクライナ兵に今後訓練を行う可能性にも含みを持たせた。ウクライナのレズニコフ国防相によると訓練は10週間続く見通し。
ウクライナ軍のザルジニー総司令官は17日、ポーランドで米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長と会談した。対面会談は初めて。ザルジニー氏は「勝利を加速させる」ため、ウクライナ軍の緊急の要望を伝えた。
