国安公署の鄭署長が中連弁の主任に

国務院は1月14日、中央人民政府駐香港特区連絡弁公室(中連弁)の主任人事を発表した。同日の香港メディアによると、国務院は香港特区維護国家安全公署(国安公署)の初代署長である鄭雁雄氏を中連弁主任、香港特区維護国家安全委員会(香港特区国安委)国家安全事務顧問に任命。併せて駱惠寧氏の中連弁主任、香港特区国安委国家安全事務顧問、国務院香港マカオ弁公室副主任の職務を解任した。駱氏は「逃亡犯条例の改正反対デモによる騒動発生以来、香港情勢の劇的変化に直面し、党中央は法に基づく香港統治を堅持し香港を混乱から安定に導いた」と述べ、今回の決定は党中央の香港政策に対する重視と肯定を体現しているとして支持を表明。鄭氏については「政治的立場は揺るがず、大局的意識が強く、リーダーとしての経験は豊富。香港で国家の安全を守る面で多くの画期的な仕事をこなした」と評価した。

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