約1900万円CFで善意 「観光急行」の検査費 トキ鉄が結果公表

 えちごトキめき鉄道(上越市東町、鳥塚亮社長)は、昨年11月28日から15日まで実施した「観光急行」のクラウドファンディング(CF)の結果を明らかにした。1369人が支援し、計1926万5000円の善意が寄せられた。

開始わずか2日間で当初の目標額500万円を達成するなど、支援の輪が広がった(CFサイトより)

 観光急行は国鉄急行形電車を活用したもので、昔ながらの車両を楽しんでもらおうと導入。土・休日を中心に運行して人気を得てきたが、車両の検査期限が近づいてきたため、維持に向けて検査費の一部を募ろうとクラウドファンディングをスタート。開始わずか2日間で当初の目標額500万円を達成するなど、支援の輪が広がった。
 観光急行は現在、検査のため運休中。同社はホームページ上で結果報告と共に支援への感謝を表しつつ、「トキ鉄観光急行の運行再開をご期待ください」としている。

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