甘い香り漂う白い花 タイワンコウメ咲く 沖縄・名護

 【名護】沖縄県名護市源河の通称オーシッタイ(大湿帯)で、小梅が白い花を咲かせ、見物客らを楽しませている。周辺の道路にはほんのりと甘い香りが漂っていた。
 地域住民によると、咲いているのはタイワンコウメで、30年ほど前に集落の人の手で植えられた。今年は例年より開花の時期が遅いという。
 18日午前は、中南部からも多くの見物客が訪れた。写真撮影を楽しんだ男性(74)は「癒やされる。見ていて楽しい」と目を細めた。また、31歳の女性は「こんなに香りがするとは思わなかった」と驚いた様子で話した。
(長嶺晃太朗)

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